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「表現のプロが実践してきた、表現教育!」

  • 「体を動かすことで心は変わる!」表現教育、“表現”という言葉にこだわって23年。演出家・舞踊家・振付家の神永宰良が、子供たちの教育に大切な「表現力」を伸ばし、生きていくために必要なコミュニケーション力の育て方をプロの視点から紹介します。実践に基づいた経験談など、皆様の質問にも答えながら発信していきますので、お楽しみに!



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バックナンバー[No.01]
こんにちは!神永宰良です。
メールマガジンご登録、ありがとうございます。
今回より早速、メールマガジンご登録の皆様に「表現力をどうしたら伸ばせるのか」について
私が体験してきたことをベースにお話をしていきたいと思います。
そのことで皆さんの考える「表現力」という部分のヒントになればと思います。
どうぞよろしくお願いします。
それでは
まずはこの疑問から、入っていきたいと思います。
◇◇◇「表現力とは、何だと思いますか?」◇◇◇
「表現力」とは
何かを表に現すこと・・・?
私はこう考えます。
表現力とは
『感じたことを表に出す』こと。
ついつい出てしまう言葉とか動き、その時に感じたことが表に現われてくること。
単純に「びっくりした!」というリアクションとか、「うれしい!」というリアクション
風が頬に当たって「あ~気持ちいい!」っていう表情・・・。
ただ表に現すということだけではなく
「感じる」
ということ・・・。
ですから、私が「表現力」を伸ばすために挙げている方法論
それは
『感じる心を育てる』
というキーワードです。
感じる心?
「ごはんよ」
「いただきます!すっごい美味しいね」
「そう、今日は特別にアレを入れたからね!」
「アレって何?」
「何だと思う」
「うーん・・・シロップ?」
「ちがーう」
「じゃあメロン」
「ちがうちがう、もっとすごいもの」
「すごいもの?」
「それはね、お母さんの愛情よ」
「なーんだ、お母さんの得意な笑顔のスパイスだね」
この会話は理想や妄想で作られた、ちょっと極端なものかもしれません…。
が、キーワードはお互いに
「感じている」
ということです。
実際には成立しない内容の会話ですが、文章では表せない
お互いの心で「感じる」というスパイスが入っているのです。
日常生活、皆さんもきっと感じながら、会話をしていることでしょう。ただし
そこを意識していますか?
私が表現力として大切だと感じたこの部分は、誰もがやっているけど誰もが意識していない所。
長年の間、「感じる」というキーワードを意識していないで過ごしていると
人間特有の特技、「慣れ」というもので必要性を欠けてしまいます。
「感じる心」
コミュニケーション力、表現力の乏しい子供たち、大人が
現代とても多いように感じます。
表現力って芸術家や音楽家など、限られた特殊な人たちだけに必要な力ではない。
生きていくために必要な力なんです。
ここで前回お話をさせていただきました
「表現力を育てると、色んなものがついてくる。」
この、色んなもの…
についてですが
その一つとして挙げられるのが、この「感じる心」を持って、会話やもののとらえ方コミュニケーションができるようになる
ということになります。
この「感じる心」は=「発想」というキーワードに繋がっていきます。
何かを言われた時に“気が利く人”というのは
この「発想」から行動が始まります。
日常「感じる」ということ
忘れないでおきたいものです。
さて、この「発想性」「感じる心」を育てるために
私が実践しているトレーニング方法を、一つご紹介しましょう。
名付けて『うなずきトレーニング発想法』です!
いきなり何かを発想しようといっても、頭の中に思い浮かばないものです。
そこで取り入れたのが、話を聞くときに大きく“うなずく”という動作です。
「へぇー!」とか「そうなんだー!」とか「うんうんあるあるある!」など・・・。
うなずき方は様々ですが、人の話を聞く時にはっきりと意識して
“うなずいて”みることで
一つ大きく変わったことがあると思うのです・・・。
それは、頭の中に“発想”や“イメージ”が湧くようになった、ということです。
私がやっている表現クラスを例に挙げてみます。
この“うなずきトレーニング”を始めて、このクラスの子供たちのその後の変化は
「何を話しているのか興味が湧くようになった。」とAさん
「国語の時間グループ学習で発言をする時に、何も言えなかった。でも今は
ポンポンとイメージが湧き、積極的に皆の輪に参加できるようになった。」とBさん
皆さんは今、パソコンの前で大きくうなずいていますか?
あなたのお子さんは、話を聞きながらうなずいていますか?
まずはここから、意識をしてやってみてください。
うなずいた瞬間、あなたの頭の中に何らかの発想やイメージが生まれることでしょう!
それでは次号
さらに強力に発想させるゲーム
名付けて『発想しりとり』を、ご紹介していきたいと思います!
本日もお付き合いくださいまして、ありがとうございました!
神永宰良
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