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「表現のプロが実践してきた、表現教育!」

  • 「体を動かすことで心は変わる!」表現教育、“表現”という言葉にこだわって23年。演出家・舞踊家・振付家の神永宰良が、子供たちの教育に大切な「表現力」を伸ばし、生きていくために必要なコミュニケーション力の育て方をプロの視点から紹介します。実践に基づいた経験談など、皆様の質問にも答えながら発信していきますので、お楽しみに!



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バックナンバー[No.02]
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お久しぶりです!神永宰良です。
早いもので、もう4月になりました。
4月といえば、出会いと別れが交錯する
そんな嬉しかったり悲しかったりする季節ですね。
この季節を向える度に、私はある女の子のことを思い出します。
嬉しい事や、出会いと別れが一気に来てしまって
どうしようもなく涙が溢れて止まらなくなってしまった…。
その子が私にこう聞いたのです
「なんで嬉しいのに泣くの?」
突然言われた私はどう返答していいか迷いましたが
「心がびっくりして心の奥から涙が溢れ出てきたんだよ」と
小学一年生になったばっかりのピカピカの一年生の
この季節ならではの、心の変化を悟った瞬間でした。
皆さんはどんな出会いとどんな別れがありましたか?
「心を動かす」
それこそが表現教育の醍醐味でしょう。
さて、それでは早速今回も
「表現力」
について、お話をして行きたいと思います。
「表現力」とは
「感じたことを表に出す」こと
「感じる」
ということ・・・。
私は、表現力を伸ばすためには
『感じる心を育てる』
ことが重要だと考えています。
この「感じる心」を育てるために
私が実践しているトレーニング方法を
今回も1つご紹介しましょう
「感じる心」は「発想」というキーワードに繋がっていきます。
この「発想性」「感じる心」を育てる
簡単なゲームを1つ
名付けて
『発想しりとり』
語尾の言葉を頭にして話す“しりとり”とは違って
言葉のリレーと思っていただいたほうが、分かりやすいかもしれませんね。
ただしここのキーワードは、「発想する」ということです。
じっくりと考えて答えを出す「思考」とは別に、思いついたことを口に出す
「発想する」ことと、それを「言葉にして出す」という
声を出して表現力を伸ばすトレーニングも一緒に行う事が出来ます。
(このトレーニング方法については、今後も紹介していきたいと思います。)
それでは
例えば次の言葉で皆様の頭の中にポンと、何かを浮かばせて下さい。
いきますよ
「太陽」
・・・・・・・・・・
何か浮かびましたか?
思い浮かんだものを言って下さい
深く考えずに
「発想」
して下さい。
次の方もあなたが言ったことで発想したことを言います
そして次の人も・・・・
と繰り返していきます。
発想した事を“しりとり”のように次の方へと繋いでいくのです。
このゲームは最低二人で成立します。
ぜひお子様と一緒にやってみましょう!
表現力を伸ばすだけではなく、お子様が今何を考えているのかも
知ることが出来ます。
ここまではよくある話です。
これに、神永オリジナル「体の動き」を取り入れた簡単なものから・・・
まずはレベル1
発想した言葉を口に出したら、それぞれ両手で大きく2回
自分のモモを叩いて下さい
そして次の人が発想した事を言います・・・・
「発想しりとり」の間に2回ポンポンと、モモを叩く動作を入れていくのです。
出来るだけ手は大きく動かしたほうがいいですね。
これは身体を動かすことで心が動き
発想がしやすくなるという効果があります。
ではやってみましょうか
「太陽」
ポンポン
「海」
ポンポン
「クラゲ」
ポンポン
「ゼリー」
ポンポン
「ミカン」
ポンポン
「ネット」
ポンポン
「魚」
ポンポン
「池」
ポンポン
「カエル」
ポンポン
「お守り」
ポンポン
・・・・・・・・
いかがですか?
皆さんの頭の中に“発想”や“イメージ”が湧いて、すぐに言葉が出てきましたか?
お家でぜひやってみてくださいね!
ここで「身体を動かすことで心が動く」という言葉が出てきましたが
この事についても、少しお話をしましょう。
私は“ダンス”という道具を使って、表現教育を行っています。
ダンスは良いですね!
言葉はうそが言えるけど、体の動きはうそをつかない。
心の微妙な変化っていうのが、体に現れてくる。
だからこそ、体を変えると心も変わってくる。
ダンスっていうのは非常に人間の心を作ってくれる道具として
適していると思います。
ポンポンとモモを叩く動作、それは喜び・嬉しさ・ときめき・・・
そんな事を表現できる身体表現です。
それをすることで、体の変化にともない、心も「喜び」や「嬉しさ」
そのような気持ちで「発想」する事が出来ます。
なぜこのシーンを「喜び」にしなければいけないのかと言うと
短い間に、発想しなければいけないというストレスから、解放させる為です。
出来るだけ心は自由に、自然体に保てればベストです・・・。
それでは次号まで、みなさまお元気で!
本日もお付き合いくださいまして、ありがとうございました!
神永宰良
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